少し前に神戸どうぶつ王国に行ってきました。
普段野生生物ばかり相手にしてるので、こういう場所に来ると少し気が軽く安心して撮影ができるのでたまに来たりします。
今回は動物園なんかでも素晴らしい作品は十分撮れるんだよ…というのをお話ししようと思います。
っというよりかは、こんな撮り方あるよってのを紹介します。
♦まずはオススメの焦点距離

動物園は遠くにいるものから、小動物と触れ合えるような近距離のものまで多種多彩です。
厳密に言えば焦点距離の使い分けが必要でしょうが、だいたい200mmくらいまであれば大概の撮影は事足ります。
オススメのセットとしては
・標準ズーム+望遠ズーム
初めてカメラを買う人でもダブルズームレンズキットを買えば、手っ取り早く動物園撮影を楽しめます。
例外を除けば、動物園に超望遠はそこまで必要ではないので、結論このセットがもっともコスパも良い訳です。
↓このあたりのキットだとお得ですね、性能も申し分ないかと思います。
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・便利ズーム+単焦点
便利ズームとは広角側から望遠側までこれ一本でいけまっせ!!っというズームレンズです。
レンズ交換がなかなかできない時や面倒に感じる人がよく購入するレンズですが、実際これあると便利です。レンズ交換してる間にどっか行っちゃったってことにならないですから。
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追加で単焦点レンズをオススメします。
近距離で触れ合える動物を可愛くボカしながらの撮影もできますし、なにより使い勝手が良いです。
比較的小型のレンズが多いので、ランチの時でも普段のスナップでもなんだって使えます。
[amazonjs asin=”B006ZSNSRI” locale=”JP” title=”FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF1.4 R”]
↓これなんかCanonの定番単焦点ですね。↓
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一応ここまでがオススメのレンズの組み合わせ紹介として…次からは撮影のアドバイスに入ります。
♦基本は動物目線で撮影する
これ言っちゃうとホントなんなんですが、多くの人が自分目線の高さで撮ってる方が圧倒的に多いんですよね。
自分目線というのは動物を高い位置から撮影したりする事でして、これだと動物のカワイイ顔や臨場感が上手く伝わらないんです。
撮影法によっては少し高い位置から群れを撮影する方法もありますが、基本は動物目線とあまり変わらない高さから撮影・目線が一緒が良いかと思います。
この写真は僕の真上に居たアリクイの写真です。
高さは違いますが、きっちりアリクイの目線をもらってますね。
この写真は僕がカメラを本気で始める前に撮った大久野島のうさぎの写真ですが、これなんかはもう少し低めから撮影した方が良いなと思う例です。
♦アップで撮る
レッサーパンダのウインク(^^)
…と言いたかったのですが、単純に日光が眩しかったようでw
カッコイイ・カワイイ動物さんの魅力を画面いっぱいで表現してあげてください。
表現法は色々ありますが、一番動物の魅力を感じられる動物写真です。
さりげない仕草や表情が入るととても豊かな写真になりますね。
♦背景含めて撮る
場所によっては動物を放してたり、空間を再現してるような場所もあるかと思います。
そんな場合は少し引いて撮影してみると暮らしなどが一緒に再現できますよ。
こんなユニークな発想も前景・背景を入れるからこそなせる技です。
♦流し撮りにチャレンジ
動き物の撮影経験がある程度ある方は流し撮りをしてみてはどうでしょう?
単調な背景でも流し撮りをする事でインパクトのある作品に仕上がります。
ただ流し撮りが似合う生き物と似合わない生き物はいますので、そこは撮影者の感性にゆだねられます。
猛禽類や大型生物は流し撮りに向いてるジャンルの1つかと思います。
♦可愛い動物は明るめに
あえてもう一回レッサー君出します、だって可愛いんだもん。
個人的にはカワイイ生き物、しかもアップの場合はなるべく適正露出より高めに設定してます。
これにより、生き物の表情が明るくなりますし、なんか元気の良く見えませんか?
♦カッコイイ動物はアンダーめに
逆にカッコイイ生き物は少しだけ露出をおとして、シックにカッコ良く仕上げます。
コントラストもできますので、より表情に締まりがうまれますね。
あえてモノクロにするのも渋くて良いかなと思います。
♦まとめ
いかがでしょうか?
野生だけでなく動物園の生き物たちでも、素晴らしい作品は撮れるというのが少しは証明できたのではと思います。
皆さんも時間があるなら、是非動物園へ(*’ω’*)
きっと素敵な時間が過ごせるかと思います。