僕の地域でも、ほぼほぼ紅葉シーズンが終了していき、本格的な冬シーズン到来となりました。
そんなわけで、今回は今年撮った秋写真をまとめてみましたので良かったら見てってください( ̄▽ ̄)
っとその前に一言。
♦そもそも動物と紅葉って難しい
ブッチャケ動物写真ってこうゆう季節物の時は、かなり運と経験もいるし時間がないジャンルかと思います。
やはりあちらも意思がありますから、こちら側の思うような場所には来てくれないんですよね。
なので今年は急遽な計画では有りつつも、しっかり予定を立てて秋撮影には取り組んだ次第ですはい、何回か寝坊しましたけど…
そんな寝坊も含めた今年の秋写真を、動物カメラマン的撮影アドバイスを含めながら紹介していきます( ̄∇ ̄)
♦撮影の考え方
紅葉や銀杏に拘らない
人間としては秋は観賞する季節でもありますが、動物にとって秋は実りの秋であって観賞の秋ではありません。
いっぱい食べて冬の冬眠に備えたり、木の実を溜め込んだりとその後を左右する大切な季節です。
じゃあ逆に言えば、秋らしい食べ物とのコラボを狙えば良いわけです。
ちなみに撒き餌は野生の動物からすると嗅ぎ慣れない人の匂いを察知するのであまり寄り付かないそうです。
僕自身も、野生に対して撒き餌反対派の人間でもありますが自然の恵みをいただくのをジッと辛抱しましょう。
その方が撮れた時の達成感も桁違いですよ。
また色づくのは紅葉や銀杏だけではありません。
秋には沢山の木々が色づきますので、その色をうまく取り入れましょう。
今回は手前に黄色が入りましたが、バックだけ秋色でも十分秋を感じられます。
この写真は冬支度中にクルミを食べるニホンリスです。
自然公園や観光地も活用しよう
自然公園や観光地のような場所を活用して秋らしい写真を撮るのも良いですね。
奈良公園なんかも鹿を間近で見られる貴重な場所ですし、紅葉も美しい場所です。
僕は予定が組めず今年は断念しましたが。
動物写真は生き物の魅力を伝えるジャンルですから考え方を柔軟にするべきかと思います。
そんな僕も動物写真は野生に限る・ペットを除いた動物は野生以外魅力半減だ、そんなストイックでアホな時期がありました。
ただ思い返してみればどんな生き物や環境でも、それぞれの魅力があります。
それをやれ大自然の中じゃない・やれ人馴れしてるだなどいう考えは違うんじゃないかと感じる次第です。
それでも撒き餌は反対ですし、相変わらず山の中大好きですw苔生した岩肌とか素敵ですよね、ワクワクします。
野鳥は狙い目
野生動物はなかなか出会えなくて苦戦する…分かります、そんな時は野鳥狙いはどうでしょう?
地上動物と違い、空を飛ぶ野鳥は紅葉の木などを羽休めに使うことがあります。
その瞬間を狙うのは十分ありかなと思います。
スズメやハトなどは比較的撮影しやすいでしょうし、メジロやエナガの様な群れで活動する野鳥は見つけやすかったりもします。
…今年はいろいろ予定詰めすぎて、野鳥は身近な野鳥しか撮れませんでした。
いいんです…気持ちの問題です。
ペットちゃんとの撮影
せっかくカメラを買ったんです。
かわいい家族のペットちゃんとの一緒に秋を撮影してみてはどうでしょう。
ペットちゃんに無理させるのは良くないですが、お外大好きな子でしたら思い出の一つとして有りかなと思います。
余談ですが、この日ハロ助は初めてのお外デビュー。
少し警戒するかと思ってたら…超ハイテンションでしたw
風景写真を狙う
せっかくの秋です。
この時だけはジャンルを忘れて秋の風景を撮ってみませんか?
やはり季節の風景は素晴らしいですよね、カメラマン数の割合を占めてるのも納得いきます。
紅葉だけ撮るのではなく、もっと場の光景を取り入れてみたりすると、単調な写真にならず何か納得いく風景が撮れるかもしれません。
自分目線だけでなくもっと低い目線や高い目線も意識してみてください。
僕は動物目線同様、低めからの写真が好みです。
逆に高い場所から見下ろして撮影なんかも良いかもしれません。
こうやって風景撮ってるともう数ミリだけで良いんで、広角よりなレンズが欲しくなります。
大三元の16-55mm F2.8R LM WRや、今後発売予定のXF16-80mm F4.0R OIS WRなんか気になります。
♦まとめ
今年の秋は去年に引き続き、慌ただしく計画を立てたので大丈夫かなと思いましたが、何とか無事撮影することができました。
最近いろんな冬鳥も顔を出してくれてますし、そろそろ冬支度をしなくてはいけませんね。