キャンプ

trangia メスティンTR-209を購入した

全国のキャンプファンの皆さんこんにちわ。

先週、久々にキャンプに行けると思ったのに台風の影響でオジャンになりました…

来月こそはキャンプに行けることを願って社畜業お仕事に勤しんでいきます!!

さてさてそんな残念な気持ちを埋めるために、今回新たに開拓したキャンプ道具のプロショップでこんなものを購入しました。

 


trangiaというメーカーのメスティン TR-209です。

メスティンと言えば、今や登山家は勿論キャンパーからも絶大の人気を誇るクッカーですね。

かなりシンプルなクッカーなんですが、ものすごく人気があるのでなかなか販売してるところを見たことありませんでした。

あったとしても定価以上の値段で売られてたりしていてなかなか手が出せなかったり…

そんなんか今回購入させていただいたAQUAさんは適正価格で販売、マジ感謝です。

 

◆メスティンとは

メスティンとはtrangiaというメーカーが1970年販売を始めたハンドル付きのアルミ飯ごうのようなモノです。

作りは至ってシンプルで、取り外し可能なハンドルと飯ごうのみとなってます。

シンプルが故に他社のソロクッカーセットの様に複数のクッカーがセットになってたりはしないのですが、大きくシンプルな作りはそれだけで幅広い活用性があります。

案外ソロクッカーセットは便利なんですが、何分一人を前提としたつくりな為、サイズが小さいものが殆どです、窮屈な調理ってやつですね。

なのであまり大きな食材を入れることが出来なかったり、食材を入れすぎると簡単にこぼれてしまいます。

その点、メスティンは大きく・軽く・そしてシンプルなので、調理も片付けの際もとてもラクチンな訳です。

 

◆とりあえず開封の儀

ではでは簡単にですが開封の儀です。

今回買ったメスティンはTR-209というお米を3.5合炊けるラージサイズです。

 


パッケージ超素敵です。

ちなみにtrangiaはスイスのメーカーで、日本への輸入代理店はイワタニ・プリムスが行っています。

 


内容物は正直これだけです。
trangiaの小さな宣伝広告が一枚入っている事と本体とハンドル部分が外して入っているだけで、ホント実質的な中身はこれだけです。

trangiaのメスティンは無垢アルミという表面加工等の処理を行っていないスッピンのアルミなので、シーズニングを行うことを推奨します。

 

またこの様に本体の縁部分にバリがあったり鋭利な感じになってるので、バリ取り等の処理も必要です。

まあ正直申しますと 超雑な作りワイルドな作りなので、その辺りの処理をするのも楽しみの一つですね。

日本のメーカーが出しているものは、アルマイト加工しているものが結構ありますし、バリなんかも処理しているものもあるので、その辺りの処理がめんどくさいという方はそっちを検討しても良いかもしれません。
(ちなみにアルマイト加工は日本が生み出した技術らしいですよ)

ただこういう一手間が愛着に代わっていくのは確かではありますので、個人的にはこちらをオススメします。

 

◆バリ取り・シーズニングについて

先程説明した様に、trangiaのメスティンはバリ取りやアルマイト加工を行っていないので、その辺りの処理をする必要があります。

必須作業ではないのですが、処理の有無で今後の使いやすさがグンと変わるので、個人的には処理する方を推奨します。

 

バリ・カド取り


写真の様にメスティンの本体・フタにはバリがあったりしますし、縁の角がそこそこ鋭利なので、その辺りの処理をします。

口が切れても嫌ですしね。

 


使うのはこちら、耐水ペーパーになります。

メスティンに口を付ける事を考えると、縁を多少丸めて口当たりを良くした方が良いでしょう。

今回は#180・#240・#400・#1000・#1500という番手を購入しました。

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数字が増えるにつれてヤスリの目が細かくなるので、小さい番手から粗削り→微調整→磨きという感じで使用していきます、様は複数の番手で仕上げていくわけです。

写真の様にメスティンと耐水ペーパーを濡らしてヤスリをかけ、ときどき耐水ペーパーを濡らしてまた磨くという感じです。

ちなみに今回は#400・#1000・#1500で仕上げています。
もしかしたら1500もいらなかったかもしれませんが、なるべく口当たりを良くしたかったので…この辺りはどこまで拘るかですね。

 

シーズニング

以前スキレットのシーズニングを紹介してますが、今回は鋳鉄ではなくアルミなのでオイルを使ったシーズニングではありません。

ちなみに鋳鉄製のシーズニング法はこちら

そしてアルミ製のメスティンをシーズニングする際に使うのはこちら

 

米の研ぎ汁です、『マジ!?』って思ったアナタ!!マジです。

洗剤で洗ったメスティンをコイツで20分ほどグツグツ煮込むことで、表面にアルマイト加工と同じ性質の膜を張ることができます。

 


本来はメスティンを大きな鍋で全体を煮る方が良いのでしょうが、そんな大きな鍋ないので今回はメスティンでとぎ汁をグツグツさせてもらいます。

一応、フタもグツグツしてくださいね。

この工程を行うことで、焦付きや変色等を軽減させることが出来ます。

アルマイト加工の様に長期間効果のあるものではないので、焦げ付き防止効果が薄まってきたなと思ったら、再度グツグツ作業をしてみてください。

グツグツ作業が終わったら少し冷まして柔らかいスポンジと水で優しく洗ってください。

ここで洗剤を使ったり金タワシの様な傷を入れるようなものを使うと膜が取れてしまいますので注意してください。

◆まとめ

僕自身まだ実際に使用できてないので、これからドンドン使ってバシバシ皆さんに使い勝手を共有していきたいと思います。

今回購入したのがこちらです。
(米3.5合程炊けます)

 

こちらは1サイズ小さいものです。
(米1.5合程炊けます)

 

ABOUT ME
Masayoshi.Hayashida
キャンプを中心に旅行を楽しむ30代。ソロキャンプ中心のスタイルで、近畿周辺を中心に豊かな自然と美味しい料理を目指して放浪してます。