みなさんこんにちわ、なんやかんや早いものでもう年末。
30歳からはジェットコースターの様に早いとは聞いてたんですが…
僕まだ今年30代なったばかりなんですけどね!!
なんなら25歳くらいからジェットコースターバリに早い一年、なんだか切なく感じます。
えっと今日の本題なんでしたっけ…そうだ使用レビューね、OK・OK。
今回は今年の6月にFUJIFILM X-T4を購入して約半年経ったこともあるので、この辺りで一度使用レビューでもしてみようかなと思います。

ついでにここ最近撮影写真の掲載もしてませんでしたので一緒にやっちゃいます。
ぶっちゃけ悩んでるなら買いだと思う
とりあえずレビュー前に結論だけ言わせてもらいますと、X-T4はこれから貴方の写真人生をしばらくの間しっかり支えてくれることは間違いないです。
既存FUJIユーザーは勿論他社ユーザーにもおすすめです。
ちょっと操作系が他と違うので、とっつきにくいところかもしれませんが、触ってみるとアナログチックなところが結構面白くて、ハマってしまう人もいるかと思います。
あんましここで書いちゃうとこの後の記事書けなくなっちゃうのでこの辺にしときますが、もし気になる様でしたら使ってみた方が良いでしょう。
ネットや友人の情報も一つの手ですが…結局それは他人の感想なので自分がしっくりくるかは自分のみぞ知る!!です。
そんなこと言ってる僕も他人ということで、本末転倒感ヤバいですが、都合の悪いことは気にしない!!
X-T4のここが良いと思う点
全体的に完成感が増した堅牢性

機材は持ち出すものということもあり、僕はガンガン自然の中で使用する訳なんですが、足場の悪いとこだと機材を木や岩なんかに普通にぶつけちゃう事があるんです。
もうビクともしないホント。
X-H1の堅牢性をガッチリ受け継いでるんじゃないかと思うほど頑丈で、正直どんな場所でも気を使うことがなくなりました。
またマウント部分なんですが、以前使用していた機材はXF100-400mmの様な重量レンズ付けると少し根本に不安要素があったのですが、マウント部分がリブ補強してるのでもうビクともしません。
レンズ支えながら持たなくてもしっかりマウントが固定してくれます。
防塵防滴のシーリングもしっかりしてるので、天候・環境・フィールド状況関係なく安心して使用できます。
変わらない操作系・でも細々な改善点
同じシリーズの後継機種なので、大きな操作系は変わらないものの、露出ダイヤルのサイズが適切なサイズに変わってたり、ボタン配置が改善されて親指AFしやすかったりと細かな改善があります。
もともと操作系には不満がなかったのですが、AFボタンだけが少し不満でした。
が、そこの改善ありということでものすごく安定してカメラを構えれます。
安定の画質・安心のフィルムシュミレーション
FUJI自慢のフィルムシュミレーションは、安定の良さなので今更とやかく言うことはないでしょう。
ETERNAブリーチバイパスが使用できる様になり、カッコイイ生き物を更に渋めな作品に仕上げることができます。
フィルムから入った人間ではないので『フィルムの再現性が良い』なんかは分かりませんし、正直その他メーカーでいうピクチャースタイルみたいなものなので特別FUJIが良いとも限りません、完全に好みです。
しかし、人の脳裏に焼き付く美しい記憶色や他メーカーにはない数の色スタイルが選べること・他メーカーにはない特徴的な再現性が選べるシュミレーションがあるのは、大きなメリットであるとおもいます。
画質に関してはおおよそX-T3と変わらずで、高感度もAPS-Cにしてはよく頑張ってる部類かと思います。
ISO6400くらいまでなら僕は使用します。
(風景と違い、野鳥や動物は被写体ブレが起きやすいので)
個人的には500mm F4.0の様な少し明るめの超望遠が出てきてくれれば言う事なしなんですが( ̄∀ ̄)
バッテリーもちが大幅改善
X-T4になってバッテリーサイズが一新されましたが、1バッテリーで500枚くらいは普通に撮影することができます。
バッテリーグリップ付けてるので約1500枚くらいでしょうか。
未だバッテリー3つを一日でスッカラカンにしたことがないので、バッテリー交換の心配せず撮影に没頭できます。
大きくなった分多少重くはなりましたが、X-T4自体がバッテリーグリップ付けるとまぁまぁ重量級になるので、そこまで気にしてません。それよりも手間が省ける方が優先です。
飛び道具的な機能が搭載
フレームインを事前に知ることができるスポーツファインダーモードやシャッターを押す前に遡ることのできるプリ連写など、一時期のFUJIFILMでは考えられないような飛び道具が搭載されてます。
特にスポーツファインダーモードはFUJIFILM以外存在しない機能で、動体撮影するような人にはとても重宝する機能かと思いますよ。
X-T4のここはちょっと…な点
バリアングル液晶マジで鬼

やっぱ慣れなかったーー(T . T)
購入時は慣れていくしかないって言ってましたが、未だ光軸から外れてしまうバリアングル液晶には苦戦しています。
僕はスチル以外に動画も撮りますが、自撮り撮影ではないのでどちらにせよチルト液晶の様な光軸上の方が使いやすかったりします。
あの3軸チルトが後継機に戻ってこないかと願うばかりです。
自撮り動画撮影する人やカムコーダーの様な動画機にはバリアングルは利便性があるかも知れませんが、やはりスチル様にできた形にはスチル用の液晶構造の方が良いのではと思います。
餅は餅屋と言いますか…動画撮りたければちゃんと動画機を買えば良いわけですから。
とはいうものの今後はスチルより動画の需要が格段に上がってくるので、動画性能を充実させるという心がけは良いのかなとも思ってます。
FUJIさん…8K動画撮影可能を切に願います(笑)
バッテリーグリップのグリッピングが悪い
いやもうここまでくると一部の人のみなのかもしれませんが、バッテリーグリップ装着時のグリップがやはり違和感があります、もう少しグリップに厚みと抉れが欲しいです。
これも結局購入当初に言ってたことなんですが、やはり慣れないものですね。
先っぽに取ってつけた感のある細っいグリップはなかなか馴染めません。
作品紹介
なんやかんやと話しましたが、総合的には僕の撮影をかなりアシストしてくれる素晴らしいカメラです。
最近作品紹介もしてないので、X-T4で撮影した写真の一部を紹介します。
暑っい夏に撮ったハイタカで、同じく厚そうで口開けて休息をとっていました。
薄っすらハイタカだけに明かりが当たってたので、背景の暗さと良い塩梅が取れました。
ハイタカを撮影した同日の移動中に出会ったキジの雌です。
車を走らせてるすぐ傍の河川敷付近で出会いました、完全に土手で撮影しました。
美味しそうに水草食べてるバンです、波紋が泳いだ時にできた波紋が綺麗で思わず撮影しました。
初めてアオバズクを拝見しました。
基本夜行性かつ木の上の方にいるので、なかなか見つけることが出来ません。
あれですね、今だ発見できたのが奇跡かと思います。
僕と言えばここ数年リス撮影に励んでいる訳ですが、今年もしっかり夏のクルミとの撮影に挑みました。
相変わらずスバシッコイですし、なかなか人側が追い付けませんが今年もしっかり収めました、撮るだけなら何てことないんですけどねぇ…
しっかり秋のリスも撮影してます。
リスが水飲む姿は実はまだ二回目です、別に珍しいわけではなく機会がなかっただけなんですが、撮影地に近い地域に住めばもっと撮影に行けますので、こういう光景も沢山見れるでしょうか。
同じ個体の写真で、木の上で毛繕いしている際の写真です。
色合い的にも超秋っぽい!!
枯葉の中から懸命に木の実探してるシジュウカラが、ものすごく可愛かったです。
ところで小鳥は木の実とか丸飲みですが…果たして美味しいのかどうか。
水鳥で秋っぽいものがまだ撮ってなかったので、懸命にチャレンジしましたがなかなか上手くいかず…
「葉っぱがダメなら色だけでも」という水面戦術です。
初アカゲラです、アカゲラってアオゲラとあんまし鳴き声変わらないんですね。
西日本ではまだ一度も見たことがありません。
早朝に撮ったので暖かい色で撮影できたのも良かったです。
地味にお気に入りなのがこのサギの写真。
水面の色の入り方と言い、必死に餌を取るサギ・そしてそれを傍観するサギが、餌をとるお手本を見せてる様に見えて面白かったです。
まとめ
いかがでしょうか?
あくまで僕の感想であるので、実際貴方が使ってみたら違う感想が出てくるかもしれませんが、お勧めできるのは間違いないです。
FUJIFILMのカメラの不満点を大きく改善させたX-T4は貴方の撮影をしっかりサポートしてくれるかと思います。