皆さんこんにちわ、突然ですが今までブログで複数のカメラバッグを紹介してきましたが、よくよく考えると一番紹介するべくバッグを紹介するのを忘れていました。
そのカメラバッグとは、僕が初めて本気のバッグとして買ったものでして、実は写活の際はNYA EVO FJORD36やDOMKE F-3Xよりもヘビロテしてるものになります。
そいつがこちら
DOMKE F-2BBというショルダーバッグです。
写真をはじめて1年経ったくらいに、並行輸入して購入したショルダーバッグでして、だいたい今年で4年くらい経ちます。
ブログを開設する前に買ったものなので紹介するのを忘れてましたね。アハハ( ´艸`)
こんなめっちゃ雑な扱いを受けてるショルダーバッグなんですが、僕が最も愛用しているのが、このDOMKE F-2BBだったりします。
せっかくなので、今回は謝罪の意味も込めてこのバッグを紹介したいと思います!!
ごめん、マジで。
ちなみNYA EVOとDOMKE F-3Xの記事はこちら。


◆DOMKE不動の人気シリーズF-2
DOMKEはアメリカのメーカーものでして、JIM DOMKEという報道カメラマンが『体への馴染みと機動性』をコンセプトにし開発したショルダーバッグになります。
その中でもF-2シリーズはDOMKEの中でもド定番と言われるほど人気の商品で、大きさ・重量・収納バランスがもっともバランスが良い且つ、入れようと思えば見た目以上に物が入るといることで有名です。
僕自身も複数レンズを持っていく際は必ずこのバッグの持ち出しが候補に上がります。
◆見た目以上に物が入る万能さん
DOMKEシリーズは、内部コンパーメント…俗に言うクッション材が必要最低限しか入ってないので、バッグ自体の形状があまり規制されていません。その為、体にもフィットしやすいですし、モノをそこそこ入れたい時でも、わりかし結構融通が効くんです。

こんなに入れたところで、僕の肩が崩壊するんで間違ってもやらないんですが、入れようと思えばこれだけ入ります。
ちなみにバッテリーなどの周辺備品は両サイドのポケットなんかに入れます。
待ち伏せや待機撮影のメインの時はこれくらい入れたりもします。
DOMKEさんのもう一つのコンセプト『体に良く馴染んで、必要ならばバッグを下げたまま走り出すことが出来る』なんて名言もありますが、あくまでフイルムカメラ時代の話、デジタルカメラをギュウギュウに詰めたF-2を走りながら移動してる人は、おそらくボディビルダーくらいでしょう。
現実味があるのはこんな感じです。
これでも結構な焦点距離・レパートリーがあるので事足りたりするんですけどね。
(焦点距離24~840mmまで確保、F1.41単焦点あり)
僕はイチイチバッグを下ろすのが億劫な人間なんで、ショルダーバッグの機動性はとても助かります。
ちなみにコンパーメントが少ないとはいうものの、底面にもクッションがありますし、仕切りにも少し薄いもののクッション性になってます。
今まで荒っぽく使ってますが、カメラやレンズに何も問題がない事を考えると、実用上問題ないという感じですね。
余分にクッションだらけにして、重くなったり取り出しにくくなるよりよっぽど良いです。ある意味絶妙に設計されたバッグとも言えますね。
◆材質にはバリスティックナイロンを使用
DOMKEシリーズの定番な生地は『コットンキャンパス』といって少し硬めなコットン生地を使ってます。
使い込むごとに風合いが出てきて良いのですが、コットンということもあり摩耗による劣化は発生します、雨にも弱いですしね。
街中で使うにはそれでも良いのですが、僕が使用するのは自然フィールドがメインで、ゆるーい自然からちょい厳しいどこまで様々な訳です。
実は防弾チョッキにも使用されるほど頑丈な生地で、特に磨耗や引き裂き強度に優れている生地になります。
観光地や街などで撮影する分には特に気にすることはないですが、自然の中で散策してると、どうしても狭い道を通ったり藪の中を通ったりもするので、擦れたり引っ掛けたりします。そう言う方は案外バッグの強度には気を使ったほうが良いかと思います。
また防水性も高いので、多少の雨ならバッチリ弾いてくれる優れもの、F-2とF-2BBで悩む場合は、その辺りを考慮して購入検討するのが良いかなと思います。
ちなみにナイロンはダニの繁殖しにくい材質でもあるので、草むらに飛び込むような方は尚更バリスティックナイロンをお勧めします。
風合い・ファッション性を選ぶか…堅牢性・安全性を選ぶかみたいな。
ちなみにDOMKE F3Xを買った理由はコットンキャンバスの風合いを知りたかったというのはここだけの話。
◆県内撮影から遠征撮影・荷物入れと多種多様に使える
近所周りで撮影する時はF-3Xを使用するのですが、県内でも少し離れたところや県外での撮影に行く際は、必ずといって良いほどこのバッグを持ち出します。
フィット感が良いですし、少し余裕を持って機材を持ち出したいので、必然的にこのサイズになります。

さらには中の仕切りは取り外すと大きな1フロアができますので、大好きな温泉に行く時のバッグやお土産買う時のバッグとしても役に立ちます。
カメラバッグの使い方としてはかなり間違ってますが…ね?
有効活用大事。
◆起動力重視の方にはとにかくオススメ
これまでの話からDOMKEシリーズは機動力を重視したかったり、レンズ交換等を容易にしたい人に向いているバッグかと思います。
結構レンズも入りますし、レンズ交換時にザッグのようにバッグを下さなくても良いので、非常に機動力としては優れています。
また撮影中レンズクリーニングなどの備品も取り出しやすいですし、なによりミラーレスにして機材をコンパクトにしたのに、バッグがドデカイじゃ本末転倒ですよね。
本来僕の様なカメラマンよりかは、ポトレや風景の様なもうちょっと焦点距離短めなカメラマンの方が合っているかもと思ったりもしますが…それはそれ、これはこれってことで。
◆まとめ
4年の年月を経てようやく紹介できましたF-2BB。意外にも賛否両論あるメーカーではあるんですが、僕は全力を持ってお勧めしたいと思います。
勿論、バッグのカタチには向き不向きがありますので個人的にはザッグ1つ・ショルダー1つ持っておくのが一番良いかなと思います。