スッカリ秋の気候になり、地域によってはもう紅葉真っ盛りの場所もあるでしょうね。
みなさんは撮影の際にどんな記録メディアをお使いでしょうかね?
僕が使用してるFUJIFILM X-T2は…といいますか多くの人はSDカードを使用してると思われます。
…ここまできたら今回の記事わかりますよね??
…
……
………
はいその通り、今回はちょっとSDカードの追加をしたので、その記事を書こうかと思います。
ちなみに追加したSDカードはこちら
Transcend UHS-Ⅱ SD700S SDHC32GBとSDXC64GBになります。
64GBとか……
世の中、XQDカードで盛り上がってますが、僕はそんな中高速SDカードで盛り上がらせていただきます。
♦Transcendとは

まずTranscendというメーカーの話からですが、Transcendは値段・性能・品質の3拍子揃った製品を中心に展開している記録メディアメーカーとしては有名な会社です。
様々な記録メディアを取り扱っているのは勿論、Apple社製品や法人用のメディアなども取り扱っています。
王者SanDiskに負けないくらいの品質を保っており、トラブルも極めて少ない為僕は昔からTranscendを愛用しています。
だってすっごい庶民の味方なんだもん。
今回購入したSDカードもどちらもTranscend製です。
♦SDカードの解説
実はSDカードには沢山数字やマークがありますがそれぞれ意味を持ってます。
ここでザックリですが図にしますね。

①SD容量クラス分け
SD→〜2GB
SDHC→4〜32GB
SDXC→64GB~
②データの書き込みスピード
書き込み最大転送速度の値です。
RAWで連写する場合はここの数値がかなり重要になります。
90MB/sは欲しいという話を聞いたことがあります。
ちなみに今回買ったSDにはパッケージに表記が表記がありました。
285MB/s…全く問題ないです。
③SDスピードクラス
数字が大きいほど転送スピードが速くなります。(正確には最低転送スピード保証の速度)
class2→2MB/s
class4→4MB/s
class6→6MB/s
class10→10MB/s
④UHSスピードクラス
メモリーカードは容量が大きければ大きいほど求められる速度パフォーマンスが高くなります。
その為、容量が大きなSDHC・SDXCにはUHSインターフェースが利用できます。(UHS=Ultra High Speed)
UHS1→10MB/s
UHS3→30MB/s
⑤UHS-規格表記
先程書いたUHSの規格表記になります。
UHS-Ⅰ・UHS-Ⅱ・UHS-Ⅲという企画があり、それぞれ機材のSDスロットルが規格に対応していれば、UHS規格のスピードを発揮することができます。
たとえば、SDスロットルがUHS-Ⅰまでにしか対応してない場合、UHS-ⅡのSDカードを挿入しても意味がありません。
ちなみに僕のカメラ「X-T2」はスロットル1はUHS-Ⅱ対応、スロットル2はUHS-Ⅰ対応になってます。
⑥ビデオスピードクラス
動画撮影の際の最低転送速度を表します。
V6→6MB/s
V10→10MB/s
V30→30MB/s
V60→60MB/s
V90→90MB/s
4Kで撮影する場合はV30以上は欲しいですね。
このようにSDカードには様々な表記があります。
えっ、頭から煙そうって??
僕はノリノリなんでまだまだガンガン行きますよ?( ̄▽ ̄)
余談だけどカメラのバッファの話
カメラの中にはバッファメモリというのが存在してます。

そもそも撮影されたデータはそのまますぐにはSDカードに保存されません。
一旦、カメラ内のバッファメモリという高速メモリに溜め込まれます。
その溜め込まれたデータが今度はSDに転送されるわけです。
例えばRAWデータなんかはものすごくデータ量が大きいので、そのままSDなんかに保存されてたらあっという間に連写ストップします。
スポーツ・動物カメラマンさん達お手上げです。
なのでバッファメモリは高速で一時的にデータを溜め込む場所(例えるなら待合室)・SDは溜め込んだデータを転送して保存する場所(例えるなら客室)と思っててください。
もう一つ例えるなら最大連写枚数はバッファ容量で決まり、SDの企画はバッファに溜まったデータを、いかに素早くSDに転送し連写をリカバリーするか…みたいな感じです。
何となく分かりましたかね?
恐らくバッファって何ぞっ?…だった人もいるかもしれませんが、これが連写と記録の大まかな原理です。
♦32GB…わかる、64GB…いるの?
じゃあここからはゆるーいお話になります。
今までは32GBが2枚あれば当分データ移動はしなくても平気でしたし、バックアップも兼ねて、PCに転送も度々してます。
だからまず64GBなんて必要なかった訳です。
じゃあなぜ64GB買ったか?
ちょっとイキって買いましたww
128GBとか256GBとか行くのも面白かったんですが、なにぶんTranscendの最上位SDカードは64GBまでしかなかったのでこれにしました。(しかも在庫1…)
お値段もあんなチンマイ商品なのにそこそこします。
っとまぁ半分冗談はさておき、後に購入予定のFUJIFILM X-T3の動画に関係してきます。

実はX-T2でも度々動画は撮ってるんですが、4K/30p 8bitまでしか対応してなかったんですが、X-T3からはとうとう4K/60p…さらには10bitという深度ビットを誇ります、これすごい。(8bitの約64倍の色情報)
なので、これから撮影する動画はそれなりにデータも大きくなるので64GB買っておこうって思った次第です。
そのうち外部マイクもショットガンマイクにしたいですね。
あ、ちなみに30Pとか60Pとかいうのは動画撮影において、1秒間に何コマ記録するかというのを表してます。
60Pだと動画の動きがとても滑らかなんですよね。
♦まとめ
今回はなんか凄い勉強感ある記事でしたが、何か役に立てば幸いです。
おそらく64GBのSDはX-T3を購入するまで開封お預けになりますw
X-T3ももう少し値段安くなんないですかね?
バッテリーグリップと合わせたら、まあまあするんでなかなかホイホイ手が出せないです(´;Д;`)