全国のFUJIFILMファンの皆さんこんにちわ。

via:FUJIFILM X-T3
先日発表されたFUJIFILM X-T3ですが、ものすごい性能を持ってますね。
C社やN社がフルサイズミラーレス発表したりP社もフルサイズ参入という話の中、FUJIは影が薄くなるのかと思いましたが、FUJIはFUJIなりに頑張ってくれてるみたいです。
今回はそのFUJIFILM X-T3を全力で応援する記事にしますね。
誰が得かって?僕です僕。
本題に入る前にX-T3とX-T2の基本性能の比較表を紹介しておきますね。
機種 | X-T3 | X-T2 |
センサー | X-TransCMOSⅣ(2610万画素) | X-TransCMOSⅢ(2430万画素) |
エンジン | X-processorⅣ | X-processor Pro |
ファインダー | 0.5型(倍率0.75倍)有機EL 369万ドット | 0.5型(0.77倍)有機EL 236万ドット |
背面液晶 |
104万ドット3型チルト タッチパネル有 |
104万ドット3型チルト |
位相差AF測距点 | AF-S・AF-C:425点(画面全域カバー) | AF-S:325点 AF-C:91点 |
低照度位相差AF-Lv | -3.0LV | -1.0E |
AF機能 |
顔/瞳AF(強化版)・プリ撮影機能 |
顔/瞳AF |
連写 | メカ:約11コマ 電子:最高30コマ | メカ:約11コマ(ブースト時) 電子:最高14コマ |
ブラックアウトフリー有無 / ローリング歪み有無 |
有り / 従来の半分 |
無し / 歪み有り |
動画 | 4K/60P 10bit | 4K/30P 8bit |
バッテリーライフ |
390枚 |
340枚 |
♦センサー・エンジンは新型を搭載
X-T3からはX-TransCMOSⅣ(2600万画素)とX-processorⅣという新たなセンサーとエンジンを搭載しています。
このX-TransCMOSⅣは裏面照射型センサーに、FUJIFILMお得意の独自配列カラーフィルターを施している為、より低ノイズ・高解像かつモアレ・偽色低減をしてくれます。
個人的には以前の写りでも十分満足してましたが、より良いセンサーはこちらとしても嬉しいです。
エンジンは画質だけでなくAF能力にも繋がるのでより向上したエンジン…大歓迎です。
♦AF・連写力が凄い
まずAFですが、位相差AFエリアが画面全面(100%)になり低照度での位相差AFも-1から-3に改善されてます。
野鳥も動物も薄暗い場所にいること多いのでこれはかなり助かります。
また動体追尾力も従来の1.5倍アップしてる為、より動き物に対して正確なAFを画面全体で行うことができます。
ポートレートを撮る方にも良報があり、顔検出・瞳AFもAF-Cで行うことができる他、従来の2倍性能を向上させている為、X-T3からは迷わずガンガン使用できるのではと思います。
次に連写ですが、X-T2・X-H1まではバッテリーグリップとブーストモード使用時のみメカシャッター11コマ/sを達成してましたが、今回からはボディ単体で11コマ/sを達成してます。
そして電子シャッターに関しては20コマ/sを達成しており、ローリング歪みも従来の半分まで低減とのこと。
ここまででもFUJIさんマジでか!?ってなるんですが…なんとなんと
電子シャッター時…ブラックアウトフリーになります。
これやばくないですか?( ̄▽ ̄)
ローリング歪みを抑えた20コマ/sをブラックアウトフリーで使える。
さらにはセンサーが裏面照射型なので低ノイズ・高解像かつ高速処理が行える。
今までのFUJIのAFと連写はなんだったんだという革命的進化です。
ここまででもエライコッチャですが、さらに隠し球は続きます。
♦スポーツファインダーモードという新たな機能
動きのある被写体を捉えやすくするために新搭載されたモードで、画面内に約1660万画素(1.25倍クロップ)相当のフレームが表示され、そのフレーム内を撮影することができます。
さらには連写が30コマ/sに上がります、爆速です。
被写体がフレームに入る直前から対象を確認できるので急に飛び出してくる物にも瞬時に反応することができます。
さらにメカニカルシャッター使用時にブラックアウトタイムを最短化できるため、スポーツや野生動物の撮影にメカシャッターもガンガン使える仕様です。(電子シャッターはブラックアウトフリーですよ)
如何でしょうか?
確かに裏面照射型センサーを積んでFUJIの画質が更に向上した…確かにそうですが、一番の進化はここだと思いませんかね( ̄▽ ̄)
♦カラークローム・エフェクト搭載
彩度が高て階調表現が難しい被写体に対して、従来よりも深みのある色再現、階調再現を可能にするカラークローム・エフェクトを搭載しています。
僕もまだ説明だけではうまくわからないので触って慣れたいですが、色にこだわったFUJIならではの機能なのは間違いありませんね。
♦なんと4K/60P 10Bit動画が撮れる!!
FUJIFILMさん、今回から4K/60P…しかも10bitをSDカードに記録できます。
4Kは皆さんご存知でしょうが、60Pというのは1秒間に表示されるコマ数の事です。
これにより、4k動画を滑らかな動きの動画にすることができます。
Panasonicを覗き多くのメーカーは4Kを搭載しても30Pまででしたが、FUJIFILMさんは60Pを乗せてきてくれましたね。
さらに10bit対応という事で多くのメーカーの8bitよりも格段に階調性をあげることができます。(色情報は8bitの約64倍です、すごい!!)
これからのファームアップでドンドン動画は進化するそうなんで凄い期待です。
今や写真家さんでさえ動画をバシバシ撮る時代です。
だって今の時代は動画の方が明らかに需要がありますし、時代のニーズには乗らなければ生き残れないのも事実です。
♦今だからこそFUJIユーザー増えるかも!?
先日、ヨドバシカメラに行ってきたのですが、そこで衝撃だったのがFUJIFILMコーナーへのお客さんの多さ。
良い機会だったのでいろいろ話を聞いてみたのですが、やはりC社・N社のフルサイズミラーレス参入がキッカケでFUJIFIlMへ鞍替えするというユーザーが増えた様子です。
まだまだC社もN社も本気を出してないとは言えど、今回の機種はどこが出し惜しみ感があるゆえか、この期に機材の軽量化を決めたのか、多くの人生の大先輩方〜先輩方がFUJIを買ったり真剣に検討している様子だそうで。
まぁビックリするのが
「一番高いやつをくれ」
「一番高いボディと良いレンズを見せてくれ」
とのお言葉がw
僕もそんな事を一度は平然な顔で言ってみたいです。
ちなみにここまでの話は、店員さん・盗み聞…耳に入った・本人方と直接話した情報です。(一番高い発言は耳に入った言葉ですw)
なんにしてもFUJIユーザーとしては喜ばしい事です。
が、皆さん機材選びはよく考えて選んでくださいね。
高い機材が必ずしもその人に合ってる訳でもないですし、高いからと言って良い写真が撮れる訳ではありませんから。
自分の用途をよく考えて、色んなメーカーのカメラを触ってみてください。(あと人や店員さんの言葉に惑わされない様に)
正直今のカメラはどこ選んでも良い商品ばかりです。
♦ここはこうして欲しかった点
これだけ良い性能ですが、個人的に改善願いたかったのがバッテリー。
機種 | X-T3 | X-T2 |
バッテリーライフ | 390枚 | 340枚 |
バッテリーの省エネ化で撮影枚数が少し増えてますが、正直バッテリーの大型化はやって欲しかったところ。
重量は増えてしまいますが、そもそもこのクラスくらいなら少々問題ないかなと。
軽いは正義…もちろん分かりますし賛成ですが、それはあくまで十分な剛性・バッテリーライフが成り立った上での最軽量な訳なわけで、単純な軽量化はX-○0やX-Eシリーズに任せて良いと思ってます。(センサーやエンジン一緒ですし)
これに関してはOLYMPUSもPanasonicもSONYも取り組んでるので流れに乗って欲しかったですね。
♦まとめ
もうX-T3ほしくて堪りませんが、いかんせん手持ちが少し足りませぬ。発売日ゲットはできませんが、できればどこかのタイミングでゲットしたいです。
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X-T2も現役です。ここまでの動体機能が必要ない方はX-T2がもの凄くお勧めです、X-T3が発売されても現役バリバリで活躍してくれます。
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さらに小型軽量を狙いたい方はX-T20がお勧めです。
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