機材

FUJIFILM X-T4を購入したのでレビューしてみる

全国のFUJIFILMファンの皆さぁぁーーーーーん、こんにちわ( Д)

X-T4…発売から2ヶ月くらい経ちまして、ようやく僕もIYHHHHHHしました(´Д`)

今回のカメラ、僕がFUJIのカメラに要求しているものが詰まりに詰まってまして、もう買わない理由がない!!って訳で購入に至りました。

今回はそんなFUJIFILM X-T4のレビューをさせていただきます。

 

◆開封の儀

ボディ買うのも3年半ぶりくらい経つので、させてくださいこれくらい。

 

箱は相変わらず渋いですね。
見ての通り今回はXF16-80mm F4.0のキットを購入しました。

どうしようか悩んでいたんですが、写真家の塙さんのYouTube動画とXF16-55mm F2.8と比較した後、こちらの決断をしました。

 

雑とか言わないで!!
自分でも納得いく雑な開封の儀です。

興奮のあまり全然写真を撮っていませんでした。

 

背面はこちら。今回より3軸チルトからバリアングルに変更されています。

正直、バリアングル使うのはすごく久々なので戸惑いはありますが、これは慣れるしかありません。
ボタン配置も少し変わっているので、しっかり腕に覚えさせていかなければいけませんね。

 

 
上の写真がX-T4、下がX-T2になります。

案外ボタン配置変わってるでしょう?

ジョイスティックより上のボタンが1つずつ右回りした様な配置になってます。

 

XF16-80mm F4.0をつけた姿がこちら。
なかなかカッコいいですが、この姿はものの数分の命でして…

 

はい僕仕様に早変わり!!
VG-XT4も同時購入しましたIYHHHHHH!!

大型バッテリー搭載とはいえどやはりバッテリー交換は面倒ですし、縦撮りが楽になるのでコイツは必要不可欠ですね。

あとボディ単体では超望遠の様な大型レンズを支えるには不向きなのもあります

 

そしてなにより、これがステータス(笑)

 

 

T2とT4を並べてみました。
雰囲気は似てますが、バッテリーの大型化・ボディの重量増しの関係もあり、ドッシリ感は増しました。

賛否両論ありますが、大型レンズを使用する僕としては、持った時のトータルバランス・安定感が良くなるので、そこまでデメリットに感じません。

 

こちらは付属のストラップ、以前の様なチャッチなストラップではなく、しっかりとしたものに変わりましたね。

嬉しい限りですが、おそらく資金が溜まり次第、お気に入りの会社のストラップに変更されます。
これは単純にそこのメーカーのが好きなだけです(笑)

 

◆X-T4の個人的感想

基本性能はいろんなブログに書いてますしメーカーにも書いてますのでそちらを参照ください。
今回は僕個人の使用者としての感想を述べさせてもらいます。

↓基本的な性能はFUJIFILM HPにて↓
FUJIFILM X-T4ページ

 

AF・連写がとにかく優秀

動体というよりかは表情や表現主体な僕の写真、それでもAFや連写の進化は嬉しいです。

特にAFの低照度ー6での動作は有り難くて、基本僕の撮影する生き物は薄暗い場所が多いので、X-T2だとノロノロになることが多かった訳です。

それがまぁスパスパくるのでそれだけでストレスフリーです。

今まで何度リス撮影や渡り鳥撮影で、カメラをぶん投げてやりたくなったことか…

 

ボディ内手ぶれ補正はやはり優秀

FUJIはX-Hシリーズ以外には頑なに載せてこなかったボディ内手ぶれ補正…ようやくTシリーズに乗る様になりました。

しかもX-H1のスプリング式ではなくマグネット式の為、機能・サイズともに優秀になって搭載されました。
実際体験した感じものすごく良いです。

数字上ではレンズにもよりますが、最高6.5段分の補正効果があるそうです。

ピタッと止まるのは勿論、カクカクとした不自然な動きを起こさないので、非常に撮影がしやすいです。

FUJIの単焦点レンズって性能や表現力が素晴らしいですが、OIS付いてないですよね。
そんなデメリットがこのシステムで改善します。

 

カメラ内での現像が更に細かくできる

FUJIといえばカメラ内・専用RAW現像と言われるほど有名ですが、従来機より更に細かな設定が可能となりました。

ハイライト・シャドウ設定がトーンカーブとなり、0.5単位での調整が出来る様になりました。
出力時のファイル形式をJPEGだけでなくTIF8bit・16bitの選択もできるようになったりと、今までになかった新機能がてんこ盛りです。

また今回より新たに加わったエテルナ ブリーチバイパス

写真の色と表現に長年力を入れ続けたメーカーの強みを感じます。

 

フロント・リアダイヤルのクリック感が向上

すっごい細かいこと書くんですが、X-T2の頃のフロント・リアダイヤルってなんかチャチというか…感触もクリック感もどことなくチープな感じがありました。

今回はそのチープ感が改善され、より完成度を向上させたのではと感じます。

特にリアダイヤルはしっかりとカリカリとしたクリック感もあり、操作ミス等が軽減されそうです。

 

やはりバッテリーライフは命

新たにバッテリーの買い直しはあったものの、今回のバッテリー大型化の決断は正解かなと思います。

撮影ジャンル柄、シャッターチャンスは秒の世界でもあるので、イチイチバッテリー残量を気にしたくありません。
むしろ気にし過ぎたり、交換等でシャッターチャンスを逃すなんて本末転倒です。

そういう意味では今回の大型化…ホントに嬉しいです。

 


左が従来まで使用していたNP-W126、右が今回から変更になったNP-W235になります。

明らかにサイズ感違いますね。
撮影枚数も350枚前後から500枚前後と大きく改善しています。

っとまぁ、まだまだ使いはじめではあるので、ザックリですがこんな感じです。

流石に前後のダイヤルのことを書いてる人は少ないかもしれませんが、あれ僕としてはとても重要です。
特にリアダイヤルは結構使う派なんで。

 

◆X-T4のう〜む…なところ

勿論良いとこだけではなくて、ちょっとこれはなぁってとこもありました。
そういうのも包み隠さず話します。

ただしまだ使い始めでの感想という事をご了承ください。

 

グリップ感がイマイチ

バッテリーグリップ込みの話ですが、X-T2に比べるとグリップも深くなり、持った感じはX-H1にバッテリーグリップ付けたのとまんまそれになりました。

 


右がT4、左がT2になります。
深さだけで言えばT2よりも深くなってるのですが、グリップの形なのかカメラの厚みの問題なのか、グリップ感は他社と比べるともう少し改善をしてほしいところ、むしろまだ慣れていないこともあるとは思いますが、今のところはT2の方がしっくりきます。

グリップした時、指が内側に食い込混む様な全体を使ったグリップが一番理想なんですが、なんかこう…追加グリップの形状が細いので、親指の付け根とその他指の第二関節で挟み込んでるかの様なグリップ感と言いますか…OLYMPUSやPanasonicの様なグリップ感はありません、ちょっと慣れが必要かなと思います。

バッテリー大型化のせいもあり、バッテリーグリップ自体も気持ち縦長&重量増してるので、余計グリップ感の違和感を感じるのかもしれません。

これは使い込んで、自分なりの感覚を掴む必要あります。

 

AF-ONボタン、遠いお…


もはや僕の手ではAFーONボタンが遠すぎるのでAEボタンにAFボタンを割り当ててます。開発者の人はどんだけ手がデカかったんだろうと思います。

AEボタンの位置は絶妙なので、おそらくボタン割り当ての変更はないでしょう。

 

何故ここにFnボタン移動した…


左はT2、右がT4です。
Fnボタンが右上に移動していますね。

もしかしたらこれが今回一番ショックかもしれません。

プリ連写機能の追加もありFnボタンはより使いやすく、数多くあって欲しかったのが願いでしたが、残念ながらFnボタンは増えませんでした。

まだそこは良いのですが…何故そこに移動したーーーーーー(T . T)

この部分にはシャッター方式設定を割り当ててましたが、T2の位置だと人差し指でも親指でも、比較的容易に押せてました。

しかし今回の位置…人差し指ですら押しずらい…

 

こんなかんじで、ソフト面の改善に対して、ハード面何があった!?となりました(笑)
こればかりはまだまだ使い始めなので、慣れや改善の余地がありますが、とりあえず取っ掛かりの感想までに。

◆FUJIの中では最善・ベストなカメラ

ハード面ではあれだけ言ってますが、正直少し使用していく内に馴染んできましたし、何より瞬間にとても強い優秀なカメラへと進化しました。

安くない買い物ではありますが、期待に応えるカメラであり今後長く付き合っていけるものだと確信は持ってます。

個人的に称賛に値するのは、バッテリー大型化・AF性能・ボディ内手振れでしょうかね。

 

◆まとめ

いかがでしょうか?
まだ発売からそんなに機関も経ってませんので、情報も多くはありませんが自信をもってお勧めできるカメラです。

今後、撮影録や追加記事なんかでも紹介すると思いますので、よろしくお願いします。

 

ABOUT ME
Masayoshi.Hayashida
キャンプを中心に旅行を楽しむ30代。ソロキャンプ中心のスタイルで、近畿周辺を中心に豊かな自然と美味しい料理を目指して放浪してます。