撮影録

日本唯一の野生馬、御崎馬を撮影してきた

皆さんこんにちわ。

もう地域によってはソメイヨシノが咲き始めてるこの頃。

今回会社が4連休…というところを、さらに年休をいただき5連休のお休みをいただきまして、少し遠出をして参りました。

狙いをつけたのは、

 

 

どけんかせんといかん!!

 

 

で有名だった宮崎県に行ってきました。
今まで広島から西側に撮影は行ったことなかったんですが、今回はある動物を撮影したく思い、無遅刻無欠席ならぬ無企画無計画バリの遠征に行ってきました。

4月からは個人的に新たなスタートを切るタイミングでもあるので、その前にセミロングバケーション堪能したいと思います。

それでですよ…今回撮影に挑むのは

 

野生の馬「御崎馬」

 

日本唯一の在来野生馬であるこの動物を撮影してきました。

 

♦御崎馬とは


御崎馬は九州の宮崎県串間市の都井岬付近で生息している野生の馬です。

もともと江戸時代まで軍馬として武飼育されていました。

江戸時代後に殆どの馬は品種改良されていく中、この御崎馬だけは品種改良されず野生化していった…これが今いる御崎馬の先祖になります。

体長も120〜130cmくらいしかないので、競馬なんかでみるサラブレッドよりか、ポニーをちょい大きくした様な大きさです。

そう考えるとあれですね。

昔の武将の皆さん…それこそ競走馬みたいな大きさの馬に乗ってると思ってたんですが…エライ小ちゃいお馬さんでパケラッてたんですね。

ちなみに国の天然記念物にも指定されてる為、定期的な健診も団体などが行なっています。

しかしそれ以外は、餌付けもなく人の手を借りずに生きていく野生の馬として存在してます。

 

♦現地までは平凡かつ高疲労走行

さてさて、それじゃあいざどのくらい走れば着くのさって話ですが…

 

 

遠い…

 

 

なんせ九州の一番下の方なので、九州横断しなければいけません。

さらに公共交通機関も周りにないので必然的に車でGOです。
もうひたすら高速道路を走るだけ…長期遠征する際ワーストに入る退屈さと疲労感です。

実際遠征の際も、行きはヨイヨイ帰りは怖いでした。
もう何やってんだろって思います。

それでもそこにしか居ない野生の馬を一度は見に行くのも良いのではないかと僕は思いますよ。

ちなみに今回の遠征の行きも、前回前々回の長野同様エライ目にあいましたよ。

 

長野遠征(1回目)→大雨

長野遠征(2回目)→大雨

宮崎遠征(今回) →大雨&強風&雷

 

僕なんか悪いことしましたかね?
長距離遠征の時は大概雨に降られてしまいます、晴れ男のつもりだったんですけどね。

 

♦まぁまずは腹ごしらえ

そんなこんなで、結果12時間以上掛けて無事宮崎に到着しましたが、着いたのは出発翌日の10時です。

お腹が空いたのでご飯にしましょうそうしましょう。

訪れたのは、喫茶店 園さん。
宮崎名物のチキン南蛮で県内50選に選ばれたお店です。

いつもの如く、お店の写真撮り忘れる失態を犯しましたが、無事チキン南蛮にありつけました。
長距離遠征は地元の名物・名産を食べる、これ基本ですね。

 


しっかりした肉質と、全然くどくならない不思議なタルタルソースが絶妙にマッチして、とても美味しかったです。

お店のおばあちゃんや、お客のおじいちゃんといろんな話もさせてもらいました。
ありがとうございます。

 

♦現地にて御崎馬を撮影する

お腹も膨れたのでいざ御崎馬です。

約2日撮影につぎ込めるのでじっくりと撮影させてもらいました。

 


野花もチラホラ咲き始めて可愛い玉ボケにできます。

 


基本はおっとり優しい動物なので、こんな微笑ましい写真も撮れます。

 


体を地面にワシャワシャ!!大きい動物ですが可愛いです。

 


こんな洒落た事もしてみました。

 


風景とはまた違った難しさの1つがこのような写真。
風景が美しくて動物と合わせたいけど、動物も生き物です。

来て欲しい場所に来てくれなかったり、そもそも姿を見せなかったり…これ撮れた時は思わず発狂しました。

 


この写真もそんな一枚。
夕日時は沈むのが速いので、タイミングと動物の気分が重要です。

 

♦撮影の際は十分ご注意を


おっとりとした性格の御崎馬ですが、近づきすぎたり真後ろに立ったりすると大怪我する恐れがあります。

撮影の際は十分ご注意を。

 

♦宿は黄金荘でゆったりと


今回は2泊使っての撮影です。
いつもならネカフェで済ませるのですが、今回はキチッと宿取りました。

今回泊まったのは黄金荘という宿でちょっと古い宿ですが、大家さん夫婦がとても優しい方々ですし料理もうまし。

 


宿の夕食すごくうまい。
特に真鯛とトビウオの刺身が驚きで、魚ってこんなに甘いんだって感じました。

 


宿のお爺ちゃんがサービスしてくれました。

 


朝ごはんも、ザ・日本の朝食といった感じで、普段シリアル食べてる僕の胃袋を誘惑します。

都井岬で宿泊する際は絶対ここにるべきではないかなと思います。

民宿初めての僕でしたが、快適な時間を過ごさせていただきました。

ちなみにこの都井岬付近で宿泊する際、食料調達する場所が周りにない為、もし素泊まりの方は串間市街で買い出しするのをお勧めします。

 

♦宮崎グルメを堪能する

チキン南蛮は堪能しましたがせっかくの遠出です、もう少し堪能したいもの。

どうやらブリも有名ということで、現地でも有名店大乃屋「串間活き〆ぶりプリ丼ぶり」をいただきました。

 


ブリの刺身・漬け・炙りを一気に堪能できるだけでなく、脂と身の締まりが絶妙なお味で、僕の中のブリのイメージをひっくり返す美味しさでした。

 


デザートに串パフェもいただきます。

宮崎名産のマンゴーを堪能できるだけでデリシャスなパフェです。

 

帰りのSA間では、霧島SA(上り)で新グルメの辛麺をいただきます、今回はチーズ入りです。

まぁあれですよ…めっちゃ辛いです。

が、うまいです。クセになります。

 

♦まとめ

往復1700kmと超長距離遠征でしてが、やはり撮りたい写真が撮れると行った甲斐があったと思えますね。

また地方地方によって、お店の違いや方言・地形の違い・そしてなんといってもグルメなど色んな変化を楽しめるので、是非皆さんも遠征してみてはいかがでしょう?

 

ABOUT ME
Masayoshi.Hayashida
キャンプを中心に旅行を楽しむ30代。ソロキャンプ中心のスタイルで、近畿周辺を中心に豊かな自然と美味しい料理を目指して放浪してます。